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月別アーカイブ: 2025年5月

第6回クレーン工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

有限会社ライズ工業、更新担当の中西です!

 

 

クレーン工事の鉄則とは?安全・正確・信頼を支えるプロの心得

 

 


今回は、現場でクレーンを扱うすべての職人が大切にしている「クレーン工事の鉄則」について一般的な市場での動向を基に深掘りします。

クレーンは便利な反面、一歩間違えば重大事故につながるリスクをはらんでいます。だからこそ、長年の経験と教訓から生まれた“現場の鉄則”が守られてきました。


⚠️ 鉄則①:「吊る前に、すべてを確認せよ」

 

吊り上げ作業は「吊り始める前」が最も重要。

  • 荷の重さと中心を確認する(偏荷重は転倒の原因)

  • 荷重のかかる角度(吊り角)を想定し、適正なスリング・ワイヤーを選定

  • 地盤の強度とクレーンのアウトリガー展開状況を確認

 

「吊る前に止められる力」が、事故を防ぐ力になります。


🗣 鉄則②:合図は“正確・簡潔・復唱”

 

現場では無線や手信号による合図が必須。声が届かないことも多いため、**“簡潔で曖昧のない合図”**が命綱です。

  • 合図者は操作者と視線を合わせる

  • 動作前には必ず「了解」の返答

  • 手信号は“誰が見ても同じ意味”で統一する

 

この「阿吽の呼吸」が、人と機械の信頼関係を築くのです。


🧯 鉄則③:クレーンの限界を絶対に超えない

 

「このくらいなら大丈夫」は、最も危険な思い込みです。

  • 荷重リミッター・ブーム角度制限装置の設定確認

  • 荷が振れている間は絶対に旋回しない

  • アウトリガー未展開・未ロックでの作業禁止

 

機械には性能限界があり、それを守るのがプロの責任です。


🧱 鉄則④:吊り荷の下には絶対に入らない

 

作業中に絶対守らなければならないことの一つが、**「吊荷の下に人が入らない」**という原則です。

  • 作業範囲の立ち入り規制

  • 作業員の通行ルートを明示

  • 玉掛け作業中も「すぐに下がる」動きが鉄則

 

このルールを徹底するだけで、多くの事故を防ぐことができます


🛠 鉄則⑤:点検・整備は“命を守る作業”

 

クレーンは高精度の機械であり、日常点検・定期整備が不可欠です。

  • 油圧・ブレーキ・ワイヤー・フックの状態を点検

  • 消耗品の早期交換

  • 異音・振動・異常挙動の早期報告

 

「点検で手を抜くな」が、クレーン業界の合言葉とも言えます。


✨まとめ:鉄則は「過去の事故」から学び、命を守る知恵

 

クレーン工事は、力強くも繊細な技術職です。
そこで働くすべての人が、安全・正確・チームワークという鉄則を共有し、未来へとバトンをつなぎ続けています。

私たちが何気なく見上げるビルや橋。その裏には、クレーンで吊り上げた一つひとつの部材と、それを支えた職人の鉄則があるのです。

 

次回もお楽しみに!

 

 

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第5回クレーン工事雑学講座

皆さんこんにちは!


有限会社ライズ工業、更新担当の中西です。

クレーン工事の歴史 〜建設と物流を支えてきた“空中の力”の進化〜

 

 


今回は、建設・土木・設備据付など多くの現場で活躍する「クレーン工事の歴史」についてご紹介します。

現代の高層ビルも橋梁も、巨大な設備も——その多くは**「吊る」技術**によって完成します。人類が「重いものを高く持ち上げたい」と思った時から、クレーンの進化が始まりました。


🏛 1. 古代文明における「てこ」と「滑車」

 

クレーンの原型は、古代ギリシャやローマの時代にまでさかのぼります。

  • てこの原理を応用した人力巻き上げ装置

  • 木製の滑車とロープによる簡易クレーン

  • 奴隷や家畜の力を使って石材を吊り上げていた

 

紀元前にはすでに「建物を高く積み上げるための吊り上げ装置」が存在しており、巨大神殿や円形劇場などはその力で完成しています。


🏗 2. 産業革命とともに誕生した“現代型クレーン”

 

18~19世紀の産業革命では、鋼材・蒸気機関・歯車機構が発展し、近代クレーンの基礎が整いました。

  • 蒸気駆動式のジブクレーン(回転式アーム付)が登場

  • 港湾や工場で重荷の積み下ろしを行う専用機械が普及

  • トラス構造の登場で“吊る範囲”が広がる

 

この時代からクレーンは「産業インフラの一部」としての役割を担うようになり、現場に“効率と安全”をもたらす存在になっていきます。


🛠 3. 日本のクレーン導入と戦後の復興

 

日本で初めて本格的なクレーンが使われたのは、明治期の造船所・鉄道工場でした。

  • 横浜のドックや造船所に輸入ジブクレーンを設置

  • 鉄道レールや橋梁の組み立てにも活躍

  • 1950年代には、国産移動式クレーンが登場し普及

 

特に戦後の高度経済成長期には、都市インフラの整備や高速道路・高層ビルの建設ラッシュにより、建設用クレーン(ラフター・タワー)が全国に導入されました。


🌉 4. 現代:多様化するクレーン工事の世界

 

現在では、用途に応じた多様なクレーンが存在します。

クレーン種別 特徴・使用シーン
ラフテレーンクレーン 狭小地対応、汎用性が高い
オールテレーンクレーン 大型資材・高層建設向け
クローラークレーン 足場の悪い現場でも安定性◎
タワークレーン 高層ビルの上空作業に不可欠
橋形クレーン 工場・倉庫の天井走行型
移動式クレーン 車両一体型で据付が簡単

どのタイプにも共通するのは、“吊る”ことで人の力ではできない作業を可能にする技術であることです。


✨まとめ:クレーン工事は「空を操る技術」の歴史

 

クレーン工事の歴史は、人間の知恵と機械技術の進化の結晶です。
巨大な構造物を作るたびに、クレーンは改良され、そのたびに現場の作業効率と安全性が向上してきました。

次回は、そんなクレーン工事において**今日まで守られてきた“鉄則”**をご紹介します!

次回もお楽しみに!

 

 

 

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